Summer Vacation Trip in the SCOTLAND 2025 ②旅行記
クライミング関係ない回。
8/10
香港①の続きから。
23時半位のフライトだったので22時頃までクーロンで遊んで空港に戻った。
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香港らしい竹の足組。これも近いうちに見れなくなるらしい。 |
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香港といえばの電飾看板は既に絶滅危惧種 |
※香港、イギリスともに公共交通をはじめお店もほぼタッチ決済でいけるので、スマホにクレカを読み込ませとけば楽だし、財布を出さなくてよいので防犯の観点からも推奨。
なお香港は現金文化が残っていて、調べたご飯屋が現金オンリー多かったので、今回は200香港ドルだけ両替した。
さて、空港に戻ったはいいがフライト1時間前にも関わらず、ボーディングゲートが出てない。
こりゃ大幅遅延確定やんと待つこと3時間、深夜2時前にようやく出港。
半日強のフライトの覚醒中、パルプフィクション、ショーンオブザデッド、機内映画も見ようとアンティルドーンを視聴。
上記2作は人生の時間潰しの必需品。
キャセイの機内食はエコノミーでもデザートがハーゲンダッツだし、そもそも美味しいんだけど、隣の女の子がかなりのクチャラーで楽しめず残念。
後は気絶してたらマンチェ着。
8/11
遅延したせいで特急の時間がギリで駅まで走るも間に合わず。
駅員のお姉さんに事情を説明して次の特急に振り替えてもらった。
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イギリスの遅延証明 |
次の特急まで2時間あるので構内のカフェで時間潰し、パニーニとアメリカーノで¥1,800也。たっけー!※円安+ヨーロッパあるあるの外食はお値段高い効果もある。
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紙ストローやめて欲しい。 |
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湖水地方を通過中。次の訪英で行きたい。 |
なお定刻に出たにも関わらず15分程遅れたが、これはもはや定刻通りの到着。
日本では飲酒を控えているけど、疲れたから1パイント飲んでから動くわ。と宿のホストにメールして駅ナカのパブで一杯。
※ビールを飲みながらBUS&TRUMていうアプリを入れると便利だよ!
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一口飲んでからの📸 |
本場のIPAを堪能したらバス停へ。
の、行きすがらがオールドタウンで生涯で一度歩きたかった街。
ステュアート朝の街並みというと幅広すぎ?宗教改革期?、とにかく日本人の想像するヨーロッパの街がここにある。
おっさんなので疲れは吹き飛ばなかったけど元気は出て散策、ついにはバス停を探さずにニュータウンに行って全景を目に納めようやくバスに乗った。
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目に記憶したから写真は雑でもいいんでやんす |
兎にも角にも、宿泊先の人ん家改めOliの家に到着。
遅れて帰ってきたOliと握手してお話しして、都合43時間くらいの長い長い移動が終わった。
なお、ホストのOliは俺の滞在中は彼女の家にしけこむという力技で貸し出してた笑
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Oliん家前はなかなか絶景。右にある丘覚えとこ。 |
8/12
別記。
8/13
前日全てを出し切ったので市街まで行かず、散策ついでに岩登りな感じで。
レスト感を出してるけど、散策は家からぐるっと12kmくらいかな?
岩登りはAgassiz Rock①を読んでくだちい!
・クレイグミラー城
お城の国スコットランドで我が家から一番近いお城。
前日の深夜に歩いた時はかなり怖めだった道を逆歩してお城へ。
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前日深夜。初見これは結構、嫌。 |
行く手に見えるムーンブルク城の如き廃城がクレイグミラー城。
悲劇のメアリー女王縁のスコットランドというかイギリス史上そこそこ重要な城なはずなのに、入城料安いし、調度品みたいなのの展示一切無しの廃墟真っ向勝負で時の流れと移ろいを肌で感じられる個人的には超オススメスポット。
市街地から離れているしアクセスが良いとは言い難いが、お城好き、歴史好きな人は訪れる価値が十二分にあるので覚えといて損はないと思うよ!
クレイグミラー城を見学した後は、ガッツリ歩いてAgassizRock①へ。
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お散歩風景 |
8/14
Oliにお礼を告げて我が家を退去。
次の投宿まで市街散策。
・ニュータウン
ニューとはいえ18世紀の街なのでジョージアン。
プリンシパルストリートでバスを降りて、こんなとこで生きとったんかワレェとHMVに吸い込まれた。
なんも買わんかったけどめっちゃいい!もう一度言う、めっっちゃいい(特に階段が!!!)!!
ヴァイナルの1枚くらい買っときゃよかった。
・スコットランド国立美術館
ボティッチェリ、ダヴィンチ、ゴッホ、フェルメール、ベラスケスにゴーギャン他有名処も多数と素晴らしいのだが、モナリザ、向日葵、夜警みたいなこれ!っていう目玉がなかったからかちょっと物足りなさを感じた。一周回るのに軽く3時間くらいかかるけどね。
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上からダ・ヴィンチ、ボッティチェリ、ファン・ゴッホ |
あと、なぜかニコラプッサンが充実してた。
でも無料なんです。
・オールドタウン
街のてっぺんにあるエディンバラ城まで行って、城からセントジャイルズ聖堂とか名建築なんかを見学しながら降る感じで散策。
フリンジ(しぞーかの大道芸WCの超凄いVer.)がやってるので人で溢れ返っていて、歩き足らん事この上なし。
古い街なのにかなり立体的な構造に街が作られてて、旧市街は横軸より縦軸がいいんだよな〜。
坂と階段が街を繋いでいて、一段登る(降る)と違う顔の通りに出るのが面白過ぎる。
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この階段は道 |
地理好き散歩好きにはマジでたまらん。
次はもうちょい静かな時期に来て存分に歩き回りたいわ。
・トレスポ
オールドタウンとニュータウンを分けるプリンシズ・ストリート・ガーデンズまで戻ったら、トレインスポッティングの所謂聖地巡りにニュータウンへ。
ホントはオープニングのマーク・レントンよろしく走ってトレスポごっこに興じたいところだけど、人で溢れ返っているので我慢。
あの階段にある有名なパブは経営が変わってしまったようだが、一杯引っ掛けといた。
ちなみにパブは街中に無数にあるので、喉が渇いたら適当に入って一杯引っ掛けてる。
トレスポ巡りをした後はエディンバラ大学寮にチェックイン〜Arthur's Seat~Salisbury Crags、Agassiz Rock②へ。
8/15
この日は日中は市街散策からのAgassiz Rock、夜はミリタリー・タトゥー。
・OASISポップアップストア
人気のある商品、特にアディダスコラボは完売で悲しみに暮れかけたが、サッカーシャツとおざ君ご所望のジャージが奇跡的に1着ずつ残ってて買えた。高かった。
パズルが日本のポップアップでは販売しないみたいなので買っときゃよかった。
・国立博物館
個人的には美術館よりこっちの方がオススメ。
展示内容が多岐に渡っていて面白いし、スコットランドの歴史や文化を時代の変遷を体験しながら知ることができる。
博物館も美術館と同じで3時間くらいいたけど、かなり駆け足で周ったのに全部見られなかった。
夕方、Agassiz Rockで登った後はエディンバラ城へ。
・ロイヤル・エディンバラ・ミリタリー・タトゥー
8月のエディンバラは先のフリンジも含めて、複数のお祭りが同時開催されている超華やか月間なんだけど、その目玉の一つがミリタリー・タトゥー。
エディンバラ城前の広場で開催される軍楽隊によるショー。
2部制で俺が見た第2部は21時半スタートと夏のエディンバラの街の1日を締めくくるイベント。
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言うて21時は明るい |
当初、ハイランドの方にも行ってみようとか目論んでいて、計画を練っている間に旅行期間中のチケットはソールドアウトになっちゃったので半ば諦めていたが、リセールをまめにチェックしてたら2日くらい前に出て来たのでゲット(高かったけど。)。
ずっと見てみたいと思っていたので念願叶った。
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1人だしコミュ障なのでパスしたけど、開演前の広場では演者と写真が撮れるサービスがあるよ! |
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観客席は城のある丘から清水の舞台くらいせり出してる。の最上段 |
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英名物ミートパイ🥧お祭り価格だけど美味し |
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ミリタリー・タトゥーの始まり始まり |
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英軍他、今年はウクライナ、スイス、アメリカなんかが出てた |
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最後は演者全員での行進 |
英軍楽隊のマーチングは動画に収めたのでお時間のある方はどうぞ。
郷愁をなぜか感じるバグパイプのマーチングやゲスト国のパフォーマンスはもちろん、城のライトアップやプロジェクション、演出も素晴らしく2時間があっという間だった。8月にエディンバラを訪れる事があるなら必ず見ることを強く推奨する。
※終演が23時半とかになるので深夜の街中を帰ることになるが明るい時間帯の1部より2部がオススメ。
あと防寒に何か羽織るもんを用意しとくとよい。
真夜中のロイヤル・マイルを歩き日を跨いで帰寮。
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やはり思いの外、治安は良い |
8/16
帰寮が深夜だったのでのんびり散策に出発。
寮〜ホリールード宮殿〜アントニー教会跡(アーサーズシートの麓)〜寮のコースを設定。
ホリールード宮殿は現役で王家が使ってない時は一般見学可能なんだけど、現役なので宮殿内は写真撮影不可、見学者しかその中を知る事ができない。
めっちゃ見たかったんだけど、サイト見たら大人気でチケットは瞬殺でソールドアウトっぽい。
滞在中は逐一張ってはみたけど、2週間くらい先が最短予約日でしかも人気無さそうな時間くらいしか空きがなかった。
泣く泣く柵の外から見学。
次こそは内部見学を!と誓い裏手に回ってホリールード寺院跡眺めながら宮殿付近を後にし、丘の途中のアントニー教会跡へ。
教会なので実際は中世なんだけど、気分的には古代から続く景色を堪能してハンターズ・バッグを抜けて帰路へ。
寮生活は自炊不可なので、帰りはそのまま帰寮せず通りに出てセインズベリーで夕食を買ってフィニ。
※イギリスのスーパーはマーク&スペンサーとかウェイトローズは高級なので常用できないけど、モリソンズとかセインズベリーならまだギリいける。
あと、共通してMeal Dealていうメイン+スナック+ドリンクで割引価格になるセットがあって、それぞれを単品で買うと合わせて10£くらいするのが、メイン寿司だと5£、サンドイッチだと3.5£みたいにランクに応じたセット価格になる。
日本人から見ても見た目が普通の寿司もあるので手を伸ばしたくもなるが、一番安いサンドイッチでもセ◯ンと違って具沢山なのでお腹いっぱい心配なし。
スナックは日本語で副菜くらいの意味かな。
ホントにポテチのミニ袋をチョイスしてもいいし、フルーツとかオリーブなんかも選べる。
ドリンクは野菜ジュースからコーラまで好きなのを選ぶべし。
8/17
愛おしいエディンバラに別れを告げマンチェスターへカムバック。
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涙の乗車券(違う) |
マンチェではOASIS関連の観光を少ししてパブの2階の宿へ。
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マンチェスターは |
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めっちゃヴィクトリア! |
昨今話題のAgodaで予約をしていたのでかなり心配だったけど問題なくチェックインできてよかった(もちろん、帰国後にAgodaは消した。)。
下がパブなので少し休んだらフィッシュ&チップスを食べながらビールでも飲もうかとパブに降りたら、まさかのご飯提供が終わってたのでフィッシュ&チップスを別の店でテイクアウトとして部屋で食べた。
不味くはなかったけどモルトビネガーもっと欲しかった。
8/18
帰国の途。
スムーズに帰らせてくれよ〜!という願いは虚しく、ピカデリー駅発の空港行きが遅れてる。
初めはDelayの表示だったが、近郊のシェフィールド行きがCancelled表記になった時に違和を感じてイヤホンを外したのが功を奏した。
飛行機の出発1時間前でも動かず、香港行きの便を諦めてヒースローまで陸路、そっから改めて香港行きを取るか一気に日本まで帰るかと思案し始めた頃、振替の各停が別番線で出るとアナウンスがあってボーディング30分前になんとか空港着。
イヤホン外さんかったら危うく正規ルートで日本帰り損ねるとこだったわ。
めっちゃ焦ってカウンターに荷物預けに行ったら、電車遅れたん?まあ間に合うっしょ。とグラハンの兄ちゃんはどこ吹く風。
到着時よろしくマンチェスター空港内を走って無事搭乗。
機内ではワンスアポンアタイムインハリウッド、ソフィアの夏、IT THE ENDを見つつ、The Perfect Outcider有限と微小のパンを読了して香港着。
8/19
早朝の香港は土砂降りで岩を諦め、観光へシフト。
エアポートエクスプレスで中環へ行って、ビクトリアピークからの景色を拝めるためピークトラムへ搭乗。
かなり怪しい天気だがいけるっしょと亜熱帯の天気を舐めてかかったが最後、ビクトリアピークで死ぬかもしれないと思うほどの雷雨に見舞われ、這々の体でトラムの駅までびしょ濡れになりながら走った。
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これ(笑)えない。。。 |
ピーク駅で衣服を絞り中環を観光してスターフェリーに乗ってチムサーチョイへ。
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スターフェリー内より中環から見る尖沙咀 |
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尖沙咀から見るスターフェリーと中環 |
チョンキンマンションの下階を見学して、ワンタンメンを食し空港へ。
ワンタンメンはスッキリ淡麗スープに鹹水の効いた細縮れ麺が抜群に合って、そこにプリップリの海老が餡に入った特大ワンタンが入ってて激ウマだった。
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雲呑絶品超オススメ!お店は↓の |
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真ん中! |
お約束の定刻からは遅れて発。
まあ、時間的に終電は間に合いそうだから許容範囲と思いきや、着陸でゴーアラウンドをしやがって見たくもない東京湾遊覧飛行をかまして羽田着。
故に最終の特急には全く間に合わず、全てを諦めて行けるとこまで。
8/20
三鷹の松屋本社の反対にある漫喫に待機。
時差ボケは既に香港で解消しているので寝たら負け、日本で寝るためにかなり歩き回った分疲労がひどいが気絶不可。
なんとか耐え切り、始発に乗って気絶。
多分、大月で乗り換えがあったと思うけど、無意識で乗り換え甲府着。
ふらふら(なんなら一回転けた)で帰宅し、シャワーを浴びて一瞬覚醒してる間に出勤。
ほぼ記憶のないまま働いて、帰宅入浴後即気絶。
長いようで短いイギリス旅行が終わった。
帰国と帰国後の1週間が本当に辛かったが、またイギリスへは行く。
to be continued。。。
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