御来光不拝

天気も気温もスゴく良かった日曜日。
梅雨に入る前最後のご褒美を瑞牆山がクライマーにくれたような湿度の低さと涼しさ。

ハセと待ち合わせをするも大寝坊をやらかした。

お昼過ぎに駐車場へ到着するとハセが猫頭エリアに居るそうなので、お詫びのシュークリームを持って落ち合う。

dependenceの右斜横辺りにある、いつも濡れてる初段をアップという名の本気トライで敗退しつつ、御来光へ。

そこそこ高くて、下地がエグい。
噂のデッドの起点となる最後のカチから先は本当になにもないみたい。

とりあえず下部ムーブをバラし核心始まりの中間ガバカチまで早々に到達。
ここから垂壁のフェイスに乗り込んで、右をカチって左手で持つホールドは。。。

何もない。

ない。
2人で探しても見つからないので、2年ほど前に登っているclimbtechさんにTEL。
「クソみたいな縦カチを使ったよー」
クソみたいな縦カチを探すもやっぱりない。

おかしい。欠けたのか？2人で真下から、左斜め下から、右斜下から探すもない。
ホールドの代わりになんか欠けたっぽい跡が見つかった。

どうやらキーホールドのクソみたいな縦カチは欠けたようだ。

あーだこーだ探って、ゴミ箱に捨てられてたゴミみたいな横カチとクズみたいな1本指ポッケを採用。

葉っぱで見えにくいけど核心の始まりはこんな感じ。左手は腰の高さのゴミを使用。

ゴミを使用してなんとかハイステップしてデッドの体制になるんだけども、身体を上げると右カチの手がかえってきちゃって飛べない。
再度climbtechさんへTEL。
今日の晩御飯のお買い物中だって。因みに今日も泊めて頂く予定。
「右手は横に持ち替えたよー」

横カチして最後のデッドの体制になるんだけども下地にビビり飛べないまま指ヨレして敗退。

ハセに飛べ！手を出せ！と言われても後ろの岩が怖くて飛べなかった。情けない。。。

因みにハセもハイステップを克服？し、デッドの手前までは行けました。

2段昇段祝いとプレモルを用意してくれてたのにclimbtechさん夫婦に悔しい報告。。。

なお、本日の晩御飯のメインは冷やし中華。栃木ローカルの冷やし中華inマヨは絶品だった。

明日早いというclimbtechさんに合わせて就寝。自分も明日は所用で江戸に行く予定だ。

月曜は5時半起床。

7時半御来光前。寒い寒い言いながら、マットをひいてる俺がいた。
朝一だけと言い聞かし、御来光を拝みにかかる。

アップで下部の確認と、核心に入るムーブを練習し昨日ビビり敗退したデッドへ。

スポッターもいない単独トライなんだけど、真直ぐにしか落ちない事が分かっているので今日は飛び出せる。
右指がヨレる前に仕留めようと、立ち込んで手を出すんだけどなかなかご褒美のリップに届かん。

結局、デッドの体制で持ち替えようとすると左手が悪くなってる？ので上手く持ち替えができないのかもと考え、垂壁に入るときに予め横持ちしてみたら距離が伸びた。

リップを撫でる。今気づいたけど右カチが外れてる。

距離が伸びてリップに届いたんだけど、岩から身体が離れちゃってリップの縁を撫でて落下。

そして、身体が離れたという事は、落ちる場所も当然後ろになる。
背後の岩には落ちなかったけど、右肘が岩に当たっちゃった。

肘をぶつ。痛い。

カンッ！っていい音がしたから、やっちゃったかな。と思ったけど、幸い片肘が痛くてつけないレベルの打撲程度で済んだようでよかった。

この後、2回くらいやってみたけどリップは取れず、指ヨレ＆時間切れ。

ムーブを忘れる前にとっとと決着をつけたいけど、梅雨は目の前・気温は上がっちゃうみたいだしどーしよーかな。

予定より少し遅れて東京には行ったけど大都会は人人人でげんなり。
こちとらキツネだ🐸が幅を効かせてる田舎在住だからね。疲れました。

そら都会のクライマーはクジラ岩くらいの混雑なんてへっちゃらなわけだと妙に納得。fin.