村井ちゃん達と行くDWS@佐渡島


いつだか午後から雨が降った日曜日に、スプーンで盛り上がった4人で佐渡にディープウォーターに行かない?と村井ちゃんに誘われて乗ってみた。佐渡にDWSに行って来ました!。

Day0.5
出発前日。7時集合なので、静岡から実家へ移動し早起きに備える。
が、ワクワクが止まらなくて気付いたら夜中3時半。
ね、寝れない。。。

Day1
移動日。
さて、寝坊が得意な僕ですから展開は読めますよね。はい、寝坊です。
村井ちゃんの電話で起きて先に新潟港を目指してもらい、僕はマッハで新幹線に乗る。
到着予定時間はフェリーの出航ギリギリ。


村井ちゃん達も渋滞に巻き込まれギリとの連絡。
僕は少し余裕があると思いきや、もっとギリになり先に着いた村井ちゃんからあと3分で出航しちゃうよ!と再度連絡が入り、バスを降りてフェリー乗り場をダッシュし無事合流。

バタバタのツアースタート。
間一髪、4人で出航。
3人に謝り倒して、カモメと一緒に佐渡島を目指す。
放浪カモメはどこまでも
バタバタ劇から始まった今ツアー、トラブルメーカーは僕でした。
佐渡に到着して、今回登るエリアを見学しつつキャンプ場着。

準備をして、晩飯&風呂。
晩飯は佐渡で有名な元ラーメン屋な寿司屋に行ったけど正直微妙。
食料を調達してお風呂行って少し飲んでfin.
ペルセウス座流星群が来ていることもあって、小川山で味を占めた青空キャンプ。

星空は過去最高に美しく、かつ、たくさんの流れ星を見れるもメッチャ蚊に刺された。
温泉でドクターフィッシュもしてみたよ。

Day2
朝4時半くらいに一回起きて2度寝したけど、パタロハと水着に着替え時間通りに出発。
キャンプ場の夜明け

村井カーにボート装着
なお、今回のツアーはテントに始まり、車からボートからチョークまで村井ちゃんが全部用意してくれてます。感謝しかない。

さて、今回3つのエリアを回るのですが、まずはDWS入門エリアへ風圧でモヒカンになるボートと一緒にGo!
海水浴場からアーチをくぐると穏やかな入江に到着。
テラスから飛び込んだり、泳いだりして体をほぐしクライミング開始!

登るMurai。
分かりやすい岩の弱点を突くルートに照準を合わせたんだけど、岩が脆くポジティブなホールドを引くと剥がれてドボン。という作業を繰り返し、Kらちゃん、村井ちゃん、Hるちゃんと完登。
僕は絶対落ちないラスト1手でヨレ落ち。泣きの1回も序盤のキーホールドを剥がしてドボン。終了。
ホールド剥がれる。自分より先に剥がれたホールドが着水。

K石ダイブ
村井ダイブ
Hる着水
ヨレ落ち僕
ドボン!
いい時間になったので第2エリアに移動。

外洋に面したボルダリーなエリア。
ボルダリーなら村井ちゃん以外の3人も得意だよね!って行ったらボートの操舵、ルーファイ能力が足らな過ぎて村井ちゃん以外太刀打ちできず。

村井ちゃん以外は2手3手でドボン笑
結局、シャローな対岸の岩で簡単なラインを登ってメインディッシュの最後のエリアへ。

メインディッシュは外洋から回り込んだ海蝕洞?の入り口にあるカンテライン。カンテから更に左トラバースしてくと佐藤祐介さんが登った「青い鳥」。
海蝕洞?の中がおどろおどろしくて僕とHるちゃんはゲンナリ。

1個目の矢印の先の小テラスでチョークアップして、左上してカンテラインを草付きまで。
大体15m?。大体5.11bくらいらしい。
村井ちゃんがロープ張ったり、チョークをテラスに置いたりして準備をしてくれてトップバッターはK石ちゃん。
待機場所からは姿が全く見えず、中間部のアンダーを取った辺りで漸く見えたけど悪いのかモジモジして着水。思ったよりも高度感があるとの事。

そんでもって僕の番。
取付きからビビってたけど、カンテまでの絶対に落ちられないトラバースでたぶんゾーンに入り、足元に見える海面を気にする事もなく、持てるホールドを探り、踏み込めるスタンスを探り高度を上げて行った。
岩はかなり安定しているけど、いつ欠けるか分からない。
手も足も欠けた瞬間ドボンだから余計集中できたのかもしれない。

完璧にクライミングだけに集中していたと思う。

気付いたら下の3人の声援が大きくなり、何故か波の音でかき消されなかった、村井ちゃんがボソッと言った「あそこまで行ったら、もう落ちれないな。」的な声が聞こえて初めて我に返る。
海面は遥か下に見えるし、みんなはご飯粒くらい。

一吠えして途切れそうになった集中力を戻して、終了点まで一気に登った。
終了点を村井ちゃんに確認して、◎をいただき今度は喜びの雄叫び。

いやー、写真や映像に残せる環境ではなかったのが惜しいし、(リードグレード的にも、なんと!ソロで自分の限界を押し上げれたし)集中し過ぎてあんま覚えてないけども、これは自分の人生で忘れられないクライミングの殿堂入りしたね。

んで、まあ、15mくらいランナウトしてんだよね。
さあ、今度はここから海にダイブしなければならない笑。

精神安定の為、結果は変わらないが2、3手分コルネ状の岩まで降りて自ら「飛びまーす!3・2・1!ウヒョー!!!」って言ってダイブした。
100mのバンジーとかしてきたけど、それよりも滞空時間長く感じた。
3人から祝福を受け、本日のクライミング終了。

テン場に帰って食料調達してお風呂に入って、その間に僕はスマホを失くし、島内にあるからって高を括り、僕リクエストのBBQして夜の磯を見学したりしてfin.

Sunset at SADO Isrand.

Day3
今日はホントならレストデイ。だけど僕の最終日だからと昨日登り損ねたあの課題へ。
昨日より海水冷たいね。てか日焼けがエグい。的な事を話しつつ、村井ちゃんがホールドを探ってくれて、宿題を登る準備は整いました。

入念にオブザベして、流石に1撃。
Hるちゃんが動画を撮ってくれたのでドン!
すごく良い動画。早送りしたダイブまでの会話を見たい方は言ってください。

この後はレストデイだから観光のはずが、ケータイ探し。
食料調達したスーパーに行ったり、警察に行ったりして最終的に温泉で村井ちゃんが見つけてくれた。神!!!

観光の時間削っちゃってスイマセン。
んで、たらい舟に乗って昼飯食べそびれて、先に抜ける僕はジェットフォイルに乗って新幹線で帰宅。
佐渡名物、たらい舟。
ソコソコの都会なのにこのフォルムの新潟駅が好きです。
昼飯食べそびれたのも僕がスマホ失くした所為だよね。
トラブルメーカーでごめんなさい。
でもクライミングは最高に楽しめました!

初体験のDWSはバカ楽しかったし、限界に近い?クライミングもできたし、ブローに向けて良い経験になったかな。

日焼けが痛いし、ダルいし、日常に戻りたくなさ過ぎていつも以上に仕事したくなくなっちゃった笑fin.


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