OASIS LIVE'25 EDINBURGH 12/08/25
※クライミング関係ないのに長い上、自慢話です。
自分の原点にして頂点のロックンロールバンドを本国で見るという決して叶うことのないはずだった夢を叶えてきたって話。
東京ドームの前座はWEEZERを予言しているので10月末までには投稿したいと思っていたのだけど、岩にここんとこ行ってなくてブログに訪れる機会がなく、気づいたら前日になってたし、前座がアジカンとおとビに決まった。
自分は日曜なのでおとビ。
この前座のオファーにおけるエピソードをアジカンの後藤がnoteに書いていて、なかなか読ませる文だったので暇な人は読んでみて欲しい。
09年解散直前の単独とフジロックは見てて、フジロックから数えてほぼちょうど16年ですよ。
生活も変われば聴く音楽も変われどもオアシスは聞いていた。こんな年月聴いてるアーティストなんてオアシス以外いな、、、宇多田とかステフォとかレディへとか結構いるな。。。
8/12
長旅の疲れとこの日の目的は唯一つかつ夜遅くまで行動するということで遅めの起床。
手作りサンドに味噌汁の和洋折衷ブランチを食べて昼前に出発。
バスに乗ってプリンシパルストリートまで行って、パブのオープンテラスでドンルク合唱するおっさん達と合唱してトラムに乗ってマレーフィールドスタジアムへ。
道中はオアシスファンで一杯。
トラムを降りたら目の前はスタジアム(当たり前)。
一年前にチケをなんとか取った日から、ついにここまで来たかと思うと感慨深い。
ウッキウキで、マーチャンダイスへ。
お目当ての顔面日付Tはあったがサッカージャージは売り切れ、トラックジャケはXLしかなくて一度諦めたけど、フーディーを選んでお会計直前に思い直し、XLのトラックジャケットも購入、入場して列に並ぶ。
スタジアムアリーナの列は芝生なので座ったり寝転んだりしながら本読んだりしつつ、近くのイギリス人とかイタリア人とかとちょいちょい喋って時間を潰した。
そこここで合唱が始まったりしてほんまよく歌う人たちだ。と感心してたら、前の方で合唱ではない歓声が。
どうやら予定より1時間ほど早くゲートが開いたっぽい。
ゲートで最後のチケチェックとenjoy!の掛け声にthank you!と返して(皆んな律儀に言ってた。さすが紳士の国)、スタジアムへ。
売店で水とビールでも買おうかと思ったけど、先発の他都市組が水は配給があるとXに投稿してたのを思い出し、スタジアムへ走る。
中へ入ると前方付近にしか人だかりはなく、するする人の波をサーフしてったらまさかの最前列に出れた!
今年はこのために生きていたと言って過言ではないが、こんな幸運に恵まれるとは!!さあ、全ては整った。ここからは今、ここ、歴史の瞬間を楽しむだけだ!!
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| スタッフTもイカしてるぜ! |
・CAST
オープニングアクト。前座の前座にしては豪華。
とはいえ、The La'sの人のバンドていう知識くらいしか無くて知ってる曲もあんま多くないが、さすがに有名どこをやってくれて、3分の2くらいは知ってる曲だった。
時間も早いので客入りは3割くらいだったけど、ラストのAlrightではスタンド後方のイギリス人達が早くもカラオケ大会(シンガロング)を始めてた。
今回のライブは基本予習不要なんだけど、CASTは少し予習しとけば良かったな。
リチャードが前座とか火力がバグってる。マンガかよ笑
友情出演なのは百も承知だが、この方が前座をするライブはOASIS以外金輪際無いと思う。
もちろんの事セトリも圧巻、神、チートです。
同じ日に参加した方のブログから拝借したけど、これが前座のセトリとかもう笑うしかないでしょ笑
1.Hold On
2.Space and Time(The Verveカバー)
3.Break the Night With Colour
4.The Drugs Don't Work(The Verveカバー)
5.Lucky Man(The Verveカバー)
6.Sonnet(The Verveカバー)
7. Bitter Sweet Symphony(The Verveカバー)
特に、4曲目からの怒涛のUrban Hymns祭りは、今日はリチャードアシュクロフトのソロを見に来たんだっけ?と錯覚するほど。
近くにいたドイツ人の女の子はドラドンだかラッキーマンでこの曲が世界で一番好きなの!と半泣きしてるし、セキュリティーをすり抜けた発煙筒は焚かれるし、ほぼ埋まった会場で全曲シンガロングという名のカラオケ。
最後はきっちりとBitter Sweet Symphonyをスタジアムが揺れるほどの大合唱でフィニ。
※まだ前座です。
正真正銘一片の曇りもない真のロックスターでした。
The Verveの再結成はThe Smithsと同じくらい難しいと思うので、ソロでいいからまた来日して下さい。お願いします。
・OASIS
真打。
CASTとRichardで温まりに温まりまくった我々はステージのセット変えを眺めてSEでテンションを保ちつつ時を待つ。
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| 何かと話題のペップも |
まあ、もうかなり前のめりになってるんですっげぇ焦らされてたんだけど、SEからファファファ〜ンてBornSlippyが流れた瞬間、ホントにこの瞬間、この後、OASISのライブが始まると7万人全員一致して確信したね。
嘘かと思うかもしれないが、本当にスタジアムの雰囲気が一変したのよ。
球場でいう三塁側に動線があるらしく、バンドがチラ見するんだろう時折発せられる歓声とBornSlippyのビートが心地良くて。
エディンバラの地で入場前のSEがBornSlippyは粋が過ぎる。
もちろん全員大合唱、めっちゃ踊ってBornSlippyも終わり。ほんの少しの間を置いて、盛大にSNSでネタバレしてるTHIS IS NOT A DRILL!の映像とともに、あの、あの!ドラムスが鳴り響いた。
正確には入場曲のFuckin' in the Bushesが最後のSEなんだけど、自分の中ではこれがOASIS live'25の始まり。
インスト曲なのに盛り上がり過ぎて歌ってしまう。
そして、ついにリアムとノエルが手を繋いで高らかに挙げながらステージにやってきた!
この日までにカーディフ、マンチェ、ロンドンと既にライブは行われているので本当にOASISが復活しているのは既知だし、SNSに動画も画像も溢れているけど、いまいち信じられなかったというか嘘かもしれないという思いが拭い切れないままここまで来た。
でも、2人が同じステージに立ってるのをこの目にしてようやく腑に落ちたというか現実として受け入れる事ができたというか、この気持ちを正確に言葉にするのはちょっと難しいし、おっさんが何言ってんだと自分でも思うが、まあそういう事です。
今振り返るとこの瞬間のために色々投げ打って遥々スコットランドまで行ったんだと思う。
リアムが短くOASISが戻って来たぜ!と短く告げて、Helloが始まり、最後まで全曲全フレーズ大合唱、ポズナンも、What For?も
国歌斉唱も全部やって気づいたら、Chanpagne SupernovaのアウトロでリアムがNot necessarily stoned, but beautiful.と告げて夢のような2時間15分が終わった。イギリス人にとってのOASISは世界一楽しいカラオケだとか、ビールが降って来るとか、トリプルギターヤヴァイとか、CAST<Richard Ashcroft<OASISと音量が上がっていって没入感がすごいとか色々書こうと思ってたけど、なんかもういいや。
そういえば、エディンバラに到着して家主のOliと(彼もリセールチケットを入手できて9日の公演に行っていた。)、日本行ったことあるから分かるけど、めっちゃ遠いよな。
それにチケット代も高かったろ?
時差ボケとか移動でめっちゃ疲れてるように見えるし、それでも絶対に、そこまでしてきた価値はあるよ!
明日人生で最高の時間を体験できるぜ!
俺はそうだったし、お前もそうなるよ!ていう話をした。
本当にその通りで、あの時間、あの空間は幸せに満ち溢れていてこれまでで最高だったし、今後これを超える経験はそうできないんじゃないかと思う。
間違いなく人生一のライブだった。
俺はそうだったし、お前もそうなるよ!ていう話をした。
本当にその通りで、あの時間、あの空間は幸せに満ち溢れていてこれまでで最高だったし、今後これを超える経験はそうできないんじゃないかと思う。
間違いなく人生一のライブだった。
と、思っていたんだけど、明後日の東京ドームを前に日本で日本のファンの皆んなとシンガロングできるのはそれこそ最高なんじゃないかとそんな気がしている。
今回は喜びを分かち合える友達も一緒だし。
とにかく2日後が楽しみでしょうがない。
最後に、ボーンヘッド、再結成というか兄弟の和解を首謀してくれて本当にありがとう。
日本で見れないのは本当に寂しいけれど、病を治療して南米ツアーから復帰できることを心の底から願ってる。

















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