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RRV②

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8/24 19日に日本に帰って来たんだけど、道中トラブってかなりしんどい帰国となった。 離日でトラブるより全然マシではあるんだけど、激疲労のまま怒涛の平日を乗り切り土曜日は24時間気絶していた。 気絶したおかげで日曜は早起きというか流石にもう寝てられなくなったので、久しぶりに岩へ。 目指すはRRV、ブログを見返したら6月の初めに行って以来2ヶ月半ぶり。 7時半出発、9時着。 いや、かなり早く出発したつもりだったんだけど、クソ暑いやんけ。 ちょっと前まで涼しめなとこにいたから余計ダメージデカいというか、クリティカル過ぎて渓谷入ってからは上裸でチャリ漕いだ。 これあれだわ。4時とか陽が登る前に出発して、日の出とともに登り始めて9時には撤収するのが正解ムーブだ。 到着時点でHP50%くらい削られてるし、セルフデバフかけた状態で登攀開始。 ・藍土竜 この前のトライは最早忘れてるに近いけど、やるこた覚えてるしサクッと登って、朱土竜、麻酔な岩と貝の岩に流れてこ!とトライするも中間のマッチでヒールが抜けまくるぞ?? 暑さで頭がやられて同じ失敗を繰り返し、暫く時間が経ってから漸くヒールの位置を変えることにした。 よい子はマネせず早めに切り替えるようにしよう。 これで終わるぜ!となるはずが、ヒール切ってルーフから出てくるとこで足を地面に擦りまくる。 ノーマットなのにである。 なお、擦ったの承知の上で次の1手を出してみたらホールドが肉焼けるくらいチンチンに熱されてて、何を持ってるのか分からなかった。 そんなこんなで足を擦ること十数回、飲料水が無くなってしまった。 飲み物無しで遮るもののない40度の陽射しの下にいるのは、人生を永久に敗退することに成りかねないので敗退、撤収。 久しぶりにモチベ高めで来た割にはいいとこねえなあ。 帰り道、渓谷の道すがらにある命の水とローソンでなんとか生きながらえることができ帰宅。即席塩レモン水が身体に沁みた。 命の水 8/31 前回の反省を活かさず日中に出発した上、帽子忘れてアプローチ途中マジで死にかけて敗退。fin.

Arthur's Seat~Salisbury Crags、Agassiz Rock②

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 8/14 住み慣れた家を退去。 次なる宿はエディンバラ大学のサマーアコモデーションで寮の一室、朝食付き。 WIFIは入りにくいし、電波もいまいちだけど窓から練習と思われるバグパイプの演奏が流れてくる雅な空間。 エディンバラは丘の街でその中でも一番高い丘がArther's Seat、アーサー王の玉座。 わかりにくいけど街自体起伏に富んでいる 真ん中の丘がそう まあまあ街のシンボルっぷりが伺えるネーミング。 T2(ターミネーターじゃないよ)でマークとスパッドが登ってた丘といえば分かる人には分かるだろう。 今回は、大学寮からArthur's Seat、そして隣のSalisbury Cragsを登ってホリールード宮殿に抜けるルートでハイクというか散歩。 ルートはスマホかなんかで地図を見て貰えると嬉しい。 Queen's Driveから登山道に入った直後、雷鳥とご対面。 多分、標高は100mとかそんなもんなんだけど普通にいるあたりスコットランドの冷涼っぷりが伺えると思う。 さて、ハイクの方はというとこっちで言う森林限界みたいな植生で景色はずっと開けてるし、トレイルも整備されてて快適。 標高300mくらいなのでゆーっくり歩いても1時間くらいで山頂着。 遮るものがないので爆風だけど、頂上からの景色は一見の価値あり。 GoProで市街〜フォース湾に向かって The Royal Yacht Britannia方面 ひとしきり景色を堪能してCrow Hillなんかへ足を伸ばしたらSalisbury Cragsへ。 こっちはCragの通り丘というより岩壁。 そんでもってSalisbury Cragsはクライミングエリアでもあるのだけど、エリアへのトレイルは残念ながら柵でアクバンされていた。 こちらもトレイルは快適で、エディンバラを一望する景色となるとArthur's Seatよりこっちの方が美しいのでセットで歩くのがオススメ。 岩壁と市街地、足元ら辺がアク禁のボルダエリア 真ん中がエディンバラ城 ホリールード宮殿とカールトン・ヒル Salisbury Cragsからホリールード宮殿に降りたらバスでロイヤルマイルまで行って乗り換えて帰寮。 トレイルをぐるっと回っても10kmくらいだし、街から自然を堪能できるので、是非みんなにも歩いて欲しい。 8/15 寮の...

Agassiz Rock①

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さて、香港から飛んだイングランドのマンチェスターから更に4時間ほど電車に揺られて辿り着いた、今回の旅の目的地はスコットランドの首都エディンバラ。 8/13  そのエディンバラ郊外のBlackfordという丘の麓にある岩壁がAgassiz Rock。 旅の前半の宿(エアビーで借りた人ん家)からは歩いて行ける距離にある。 人んちなのでもちろん自炊 ご機嫌な朝食 この日は昼過ぎからお散歩スタイルで家を出て、バスやトラムを使わずに家周辺を散策するプラン。 先ずはクレイグミラー城を見学して、景色をゆっくり楽しみながらAgassiz Rockへ。 16時過ぎに岩着。 とはいえ、こっちは緯度が高いので陽が長くて22時前まで明るいので無問題。 ちなみに英国での岩情報は、 UKCClimbing  https://www.ukclimbing.com/ を参照。 トポはUKCCと No Thrills Editions  https://www.no-thrills.com/guidebooks で販売している電子トポ(£1)を使用しています。 ※Ahamoのローミングでは電波があまり良くなく、現地では主に電子トポを参考にしました。 電子トポに掲載されていない課題もたくさんあるので、これは次回への反省。 この岩は途中でゴールする課題が多いのだけれど、端っこにトップアウトする課題があってf6A(fはフレンチの意。従って6A=4Q )とグレードも手頃なのでアップでトライ。 ・Rock Over  f6A トポには水平ポケからSSでスタートとあるが水平ポケが見当たらなかったのでスタートできる一番下にある水平クラックのカチからスタートした(どうやら初手のガバからで良かったらしい。)。 スタート核心感は拭えなくなってしまったが、3手目のスローパカチをブラインド気味に取りに行くパートがこの課題の醍醐味かな。 久しぶりのボルダ+ノーマットなので簡単だけど緊張感を持ってトップアウト。 ・Hula's Hop f6A こちらもトポ記載のスタートが不明だったので(本来はガバでOK)、スタートできる一番下から(左ノブっぽいホールド、右クラックの水平カチ)スタートした。 ちょっと下部の処理に手こずったが、同じくらいの時間に到着してBBQボルをしているナイスガイ2人と超美...

香港①

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数少ない読者の皆様、ご無沙汰しています。 この2ヶ月は岩までのアプローチでまあまあ熱中症になる気がしたので、岩登らないかわりにプラスチック週三を目安に登ってました。 ナイトも何回かかまそうとしたんだけど、雨に降られたり、花火が上がったりとなかなかうまくいかず。 結局、夏休みになってしまいました。。 今年の僕の夏休みは久しぶりの一人旅。 メインの目的の合間にクライミングをガッツリではなくゆるっとする感じで楽しむことに。 8/10 早朝のバスで出発して、羽田へ。 7時過ぎに到着して、8時にはイミグレを通過するというRTを叩き出した。 ゆとりがありまくるので羽田でのお約束、六厘舎のつけ麺で日本食べ納めの儀を執り行い香港へ。 香港着。トランジットで立ち寄り。 今回の香港ボルダについてはHKG Climbingというサイトから情報を入手しています。 https://hongkongclimbing.com/blocs/kkl-slytherin-sector/ ダブルデッカーに乗って九龍の純利村利康楼というバス停で降りて、水と食料を調達してエリアを目指す(ここでは詳しく書かないけど街のことや交通事情とかは番外編として書くかも。)。 この日の目的地はSunset Forestというエリア。 夕陽の森なんて、街としての歴史的な役割を終えて沈みゆく斜陽都市香港にぴったりな名前やな。なんて失礼な事を考えながら歩くんだけど、日本というか山梨より暑くて蒸している!! そもそも旅仕様でipadとかクライミングに関係ない余計な荷物で重いし、汗だくヘトヘトになりながらエリアの入り口に到着。 気持ち的には瑞牆のワギャンランド(シシガミの森)最奥まで一気に歩いた以上のアプローチである。 森に入ったら、(ゴミやガラス片で物理的に)汚いアプローチを超えてCrownとSpectralの岩を発見。 ここまでの労力が報われた!と、登るための拠点を決め準備を始めると、なんだか肌の露出部が痒い。。 よくよく見ると蚊が纏わりついている!それこそ自分が蚊柱の中心かよと言うくらいに!! ペチンと一叩きすれば最低3匹は潰せるという異常なキルレに恐れ慄き撤収。 めっっちゃ刺されたし、蚊媒介感染症怖いもの。 香港ボルダの夏動画がない理由が分かったけど、実際体験しなくても少し考えれば分かったとは思う。 いつになるかは分からな...

RRV①、WMV⑧、Haki①

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5月はいささか週末の天気が悪く、チャリ単騎で駈るには微妙過ぎてサボってました。 土曜出勤も多かったしね。 6/7 夏のコンディション確認も兼ねて野猿谷にでも行こうと思ったが、あの道程はもちっと鍛えてからでないと前と同じで脚が終わった状態で登ることになるので行先変更でRRVへ。 渓谷を登るけど野猿谷行くより大分マシ。1時間ちょいで着。 静かでこじんまりとしたいいエリアだ。 掃除開拓してくれたサイトーさんに感謝。 サイクで疲れた脚を癒すのとクールダウンで、一通り課題を見学して、上から順にやってこと。 ・藍土竜 そのまま「あいもぐら」と読むらしい。サイトーさんのインスタ見たときに脳内で「アイドル」と変換されてなんだかツッパった課題名だなと勘違いしていたのは内緒じゃない話。 ホールドは割とポジティブでルーフの中から出るとこ核心。 ルーフの中が狭い&ワイのカス体幹ではフックを抜いてくるときに地面に着いてまう。 バラシはバラシで足拭き一枚では思い切ったムーブも出来ず、ちまちま吹っ飛ばない程度にフックの位置を調整してそれっぽい感じになったけど、指に穴が開いてしもうて次回にお預け。 久しぶり過ぎて指皮がぷにぷに過ぎるんよ。 次回は、藍土竜登って、朱土竜もトライしたいところ。 云年振りにウンオクの岩見たりしながら快適な下りのボーナスライドでフィニ。 6/8 uyaさんにRaに行かないかとお誘いいただいたのだけど、この日はしぞーかに帰らなければならなくて無念の辞退。次こそ、次こそは!!万全を期して相乗りします! しぞーかへはお昼くらいに出発すれば間に合うので、午前中は野猿谷へ。 ・野猿谷 モイスチャーだとは思ってたけど雨でも降ったんか?ってコンディションだった。 ・室井登喜男氏による課題 2Q? 清掃活動の時に登り損ねた課題。 岩が濡れてないっス!登れるっス!と主張していたけど、ギリ結露してないだけやんけ。 クソコンを捩じ伏せる力はなくて敗退。 冬春シーズンに行かなかった下流のエリア01へ移動。 やりたかった、次の雪まで1Qは苔が活き活きしてて自然に還っていた。 ・氷点下 4Q 足がねえ。 ・氷小豆 3Q 離陸ムズイ。冬のフリクションでワンチャン? ・氷菓子 3Q こちらも冬のフリクションならワンチャン? 夏だからダメで冬ならイケるのか、河原の磨かれた花崗岩なのでこれ如何に。 前日夕立...

富士川①

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行ける範囲のエリアはシーズンが終わった感があってわざわざ単騎で攻めるのはちょっと、かと言って一緒に遊ぶ友達がいない。と、虚無ってたらいつの間にかGWの半分が終わっていた。 5/2 帰省。 想定よりかなり早く降り始めた雨に打たれながらも、南部回りで大体80kmを4時間ほぼノンストで走破。 そのまま富士川に行く予定だったが春の嵐が吹き荒れていたのでありがたく断念。 5/3 姪っ子の相手をして(あまりしてない)から帰省中のジム、富士川にin。 正月はドン引きするくらい流行ってたけど、季節が巡って誰もいなくなっていた。 ・Gトラバース 初段 メインウォールの奥にある安心安全、手数で勝負の長物。正にジムである。 核心がちょうど真ん中にあるので、ざっくり前半パートと後半パートに分けられる。 フラッシュトライは序盤のダウンパートでさっくり落ちた。 この日は核心ムーブの作成して2分割にするのが目標。 前半パートは多少強引だが全ムーブが出来たのだけど核心パートができない。 伸びあがり系?のクロスなのでキョンで固めればよいのだろうが封印してるし、いくらかムーブを試してはみたがしっくり来るムーブが出なかった。 ただし、下地がかなり上がっていてかなり窮屈だし、後半に至っては高さ70㎝の戦いと化していたので下がってくれれば良いムーブが出せるかも。 目標の2分割には至らず、後半が悪目なので道程的にも1/3といったところか。 忘れないように前半部を動画に収めて撤収。 ・寝そべりソファ 4Q 知人の動画を見てトライしてみたかった課題。 レイダウンから届く範囲のホールドでスタートして1撃だった。 のだけれど、マントルっぽいマントルもしてないし、これでよかったのかしらん? 何度か登り直したけど、あまり変わらない気がするのでよしとした。 なお、動画撮影したフラッシュトライでは座面でAutomaticしようかかなり逡巡したが止しといた。 まだ明るいけど18時に近いし、チャリの油とか買いたかったのでフィニ。 5/4 春天を見てから帰宅。 馬券はきっちり回収したけど、これまでずっとぐりぐりに印を打ってたジャスティンパレス君は騎乗もあれども、ここで勝てないとなると次からは紐かな~。 あとは武。 やはり淀は庭だし長距離は騎手、流石ですわ。 プボも元気そうで何より。 と、お馬様はこの辺にしといて、帰りは走破したい道...

里山②

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4/20 土曜日は夏で自分の行動範囲には快適に登れるエリアはないのでパス。 日曜はもう終わりやろな。と思いつつ、uyaさんに色々教えてもらったので里山へ。 ヒルズの登りも2回目ともなると慣れるな。てか先週の野猿谷が効いてるのかも。 んで、宿題の回収と迷ったが教えてもらった課題をトライすることにした。 カンフーロック周辺 ・糸切り狢 3Qらしい カチでSDS、実質2手で終わり。多分。 傾斜を感じるスタートからの初手が止まるけど足が外れてまう。 重力ぅ〜〜。 ここに来て漸く減量を決意。 ・ハルとシュラ 1Qくらいらしい 糸切り狢のすぐ横。スタートモヤっとしてる。 糸切り狢に沼って辿り着けず。 ・日々是好日 2Qくらいらしい ちょっと下の方。 下地悪いが序盤が核心ぽいので出来なくはない希ガス。 虫多い、開けてない、斜めってる、総じて居心地が悪い。 冬だな。 ・Yのコッシーランド 割と上の方。 アプローチがちょっとヤダ。 虫多し、自然に還ってる、下地というか斜面に位置してるので居場所少なし。 総じて居心地悪い。 冬に再訪して居心地がおんなじ感じだったら、申し訳ないが当分こない希ガス。 ・ハングマントル全部使っちゃったver. 返しきって後は立つだけというところで最後日和って重なってる岩を使ってしまった。 これじゃダメなんだよ〜。と最後ぼやいているが、これじゃダメ。 ・ウルル岩のトラバース右抜け 右手飛ばしの反動を殺しきれず。 ポッケまで飛ばすのが正解かな。 最近お決まりのなかなかの惨敗でフィニ。 ほぼというか実質甲府なので暑いし、虫もかなり多くなったので秋冬シーズンまでここもお預けかな。 なんしょuyaさん感謝です。 あと体重がベストから+7kg。 登り+チャリで秋までに仕上げたい。 とりまGW前半は実家、チャリで片道75㎞くらい。 と目論んでいたが引き篭もってしまって、まだ山梨。 明日絶対に帰って富士川はノーマットでも安心安全のGトラをトライする。 しぞーかは3日位の滞在予定なので、連休最終盤は小川か瑞牆行けたらいいな。 追伸 ①湯村にあるタムサン食堂というタイ飯屋さんのカオガンマイハーフ&ハーフが昔バンコクの屋台で食べた味そのまんまでバチクソ美味かった。超絶オススメ!! 思わずソムタムを辛さマシでテイクアウトしたんだけど、現地の味だもんでクッソ辛かった。 辛かったけど美...