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Arthur's Seat~Salisbury Crags、Agassiz Rock②

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 8/14 住み慣れた家を退去。 次なる宿はエディンバラ大学のサマーアコモデーションで寮の一室、朝食付き。 WIFIは入りにくいし、電波もいまいちだけど窓から練習と思われるバグパイプの演奏が流れてくる雅な空間。 エディンバラは丘の街でその中でも一番高い丘がArther's Seat、アーサー王の玉座。 わかりにくいけど街自体起伏に富んでいる 真ん中の丘がそう まあまあ街のシンボルっぷりが伺えるネーミング。 T2(ターミネーターじゃないよ)でマークとスパッドが登ってた丘といえば分かる人には分かるだろう。 今回は、大学寮からArthur's Seat、そして隣のSalisbury Cragsを登ってホリールード宮殿に抜けるルートでハイクというか散歩。 ルートはスマホかなんかで地図を見て貰えると嬉しい。 Queen's Driveから登山道に入った直後、雷鳥とご対面。 多分、標高は100mとかそんなもんなんだけど普通にいるあたりスコットランドの冷涼っぷりが伺えると思う。 さて、ハイクの方はというとこっちで言う森林限界みたいな植生で景色はずっと開けてるし、トレイルも整備されてて快適。 標高300mくらいなのでゆーっくり歩いても1時間くらいで山頂着。 遮るものがないので爆風だけど、頂上からの景色は一見の価値あり。 GoProで市街〜フォース湾に向かって The Royal Yacht Britannia方面 ひとしきり景色を堪能してCrow Hillなんかへ足を伸ばしたらSalisbury Cragsへ。 こっちはCragの通り丘というより岩壁。 そんでもってSalisbury Cragsはクライミングエリアでもあるのだけど、エリアへのトレイルは残念ながら柵でアクバンされていた。 こちらもトレイルは快適で、エディンバラを一望する景色となるとArthur's Seatよりこっちの方が美しいのでセットで歩くのがオススメ。 岩壁と市街地、足元ら辺がアク禁のボルダエリア 真ん中がエディンバラ城 ホリールード宮殿とカールトン・ヒル Salisbury Cragsからホリールード宮殿に降りたらバスでロイヤルマイルまで行って乗り換えて帰寮。 トレイルをぐるっと回っても10kmくらいだし、街から自然を堪能できるので、是非みんなにも歩いて欲しい。 8/15 寮の...

Agassiz Rock①

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さて、香港から飛んだイングランドのマンチェスターから更に4時間ほど電車に揺られて辿り着いた、今回の旅の目的地はスコットランドの首都エディンバラ。 8/13  そのエディンバラ郊外のBlackfordという丘の麓にある岩壁がAgassiz Rock。 旅の前半の宿(エアビーで借りた人ん家)からは歩いて行ける距離にある。 人んちなのでもちろん自炊 ご機嫌な朝食 この日は昼過ぎからお散歩スタイルで家を出て、バスやトラムを使わずに家周辺を散策するプラン。 先ずはクレイグミラー城を見学して、景色をゆっくり楽しみながらAgassiz Rockへ。 16時過ぎに岩着。 とはいえ、こっちは緯度が高いので陽が長くて22時前まで明るいので無問題。 ちなみに英国での岩情報は、 UKCClimbing  https://www.ukclimbing.com/ を参照。 トポはUKCCと No Thrills Editions  https://www.no-thrills.com/guidebooks で販売している電子トポ(£1)を使用しています。 ※Ahamoのローミングでは電波があまり良くなく、現地では主に電子トポを参考にしました。 電子トポに掲載されていない課題もたくさんあるので、これは次回への反省。 この岩は途中でゴールする課題が多いのだけれど、端っこにトップアウトする課題があってf6A(fはフレンチの意。従って6A=4Q )とグレードも手頃なのでアップでトライ。 ・Rock Over  f6A トポには水平ポケからSSでスタートとあるが水平ポケが見当たらなかったのでスタートできる一番下にある水平クラックのカチからスタートした(どうやら初手のガバからで良かったらしい。)。 スタート核心感は拭えなくなってしまったが、3手目のスローパカチをブラインド気味に取りに行くパートがこの課題の醍醐味かな。 久しぶりのボルダ+ノーマットなので簡単だけど緊張感を持ってトップアウト。 ・Hula's Hop f6A こちらもトポ記載のスタートが不明だったので(本来はガバでOK)、スタートできる一番下から(左ノブっぽいホールド、右クラックの水平カチ)スタートした。 ちょっと下部の処理に手こずったが、同じくらいの時間に到着してBBQボルをしているナイスガイ2人と超美...

香港①

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数少ない読者の皆様、ご無沙汰しています。 この2ヶ月は岩までのアプローチでまあまあ熱中症になる気がしたので、岩登らないかわりにプラスチック週三を目安に登ってました。 ナイトも何回かかまそうとしたんだけど、雨に降られたり、花火が上がったりとなかなかうまくいかず。 結局、夏休みになってしまいました。。 今年の僕の夏休みは久しぶりの一人旅。 メインの目的の合間にクライミングをガッツリではなくゆるっとする感じで楽しむことに。 8/10 早朝のバスで出発して、羽田へ。 7時過ぎに到着して、8時にはイミグレを通過するというRTを叩き出した。 ゆとりがありまくるので羽田でのお約束、六厘舎のつけ麺で日本食べ納めの儀を執り行い香港へ。 香港着。トランジットで立ち寄り。 今回の香港ボルダについてはHKG Climbingというサイトから情報を入手しています。 https://hongkongclimbing.com/blocs/kkl-slytherin-sector/ ダブルデッカーに乗って九龍の純利村利康楼というバス停で降りて、水と食料を調達してエリアを目指す(ここでは詳しく書かないけど街のことや交通事情とかは番外編として書くかも。)。 この日の目的地はSunset Forestというエリア。 夕陽の森なんて、街としての歴史的な役割を終えて沈みゆく斜陽都市香港にぴったりな名前やな。なんて失礼な事を考えながら歩くんだけど、日本というか山梨より暑くて蒸している!! そもそも旅仕様でipadとかクライミングに関係ない余計な荷物で重いし、汗だくヘトヘトになりながらエリアの入り口に到着。 気持ち的には瑞牆のワギャンランド(シシガミの森)最奥まで一気に歩いた以上のアプローチである。 森に入ったら、(ゴミやガラス片で物理的に)汚いアプローチを超えてCrownとSpectralの岩を発見。 ここまでの労力が報われた!と、登るための拠点を決め準備を始めると、なんだか肌の露出部が痒い。。 よくよく見ると蚊が纏わりついている!それこそ自分が蚊柱の中心かよと言うくらいに!! ペチンと一叩きすれば最低3匹は潰せるという異常なキルレに恐れ慄き撤収。 めっっちゃ刺されたし、蚊媒介感染症怖いもの。 香港ボルダの夏動画がない理由が分かったけど、実際体験しなくても少し考えれば分かったとは思う。 いつになるかは分からな...