瑞牆⑤トポ出版記念パーティー
10/27
駐車場争奪戦を早々に諦めて紅葉狩り組の離脱後を狙って遅めのIN。
どうせ起きられないし、作戦は成功(uyaさんによるとこの日は駐車場空いてたらしい。)。
この日は瑞牆完全版トポ出版記念パーティーがみずがき食事処で開催されるので、いつメンの皆も瑞牆の野に放たれているであろう。
はずなんだけど、全然見当たんないしなんなら人少ねえ。
皆と合流できないならそれはそれで目的の岩を目指すのです。
・ラッキードラゴン 6Q
アップで再登。
落ち葉の堆積とシケシケで少してこずった。
てかシーズンぽい気温になったのに、湿気がスゲーな。
ちなみに、ラッキードラゴンとは僕の事です。
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課題名の由来の剥がれた岩 |
目的の一つ、横の浅野ROCK3Qはコンディションが厳しく断念。
夜に立ち寄って、このホールドを保持するのは現状厳しいなーと確認しながら本命へ移動。
・不香の花 初段 day1
今シーズンのスラブはこいつを目標にします。
粉雪のポッケは限定。
バチクソ悪くて、限りなく2段な初段だと勝手に思ってたらV7だって!
流石瑞牆!!!
課題は至ってシンプルで、ゴミのような穴を持って、それっぽいとこを踏み抜くだけ。
課題の説明がいい加減すぎやしないかと思うかもしれないが、そうとしか言えないので二ノ谷行ったらラインを見てみてほしい。
それでですね、離陸からの両脚を置いて、そっから動けないのね。
予定ではハイステするんだけど。
あまりに動けなくてなんか妙案はないかと、ホールド探してゴミを見つけては試し、見つけては試し、、、た結論はゴミのような穴とそれっぽいとこ以外全部ゴミ!
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ホールド探してるの図 |
というところまで解析して足ヨレにより1日目は終了。
そんでもって指ヨレももちろん、膝のヨレがかなり激しく、夜のパーティーの時ガクガクだったので、簡単なのから色んなスラブを登って鍛えなおします!
久しぶりに二ノ谷まで来たので、課題を見学しながら四ノ谷まで下りたらいつメンがいた。
なんなら〆にやろうと思った岩にいたので合流したが、足が終わっててグダグダだった。
瑞牆の4Qとか6Qムズイ。
祭りの花の1Qver.と合わせてまたやり来よ。
久しぶりに再会して皆と近況を喋ったのだけど、ここ半年くらいのサボりっぷりが可視化されて自分で引いた。
雲が下りてきたし、ぼちぼち時間なのでみずがき食事処へ移動。
・トポ出版記念パーティー
振り返れば、初めて完全版トポの為の再整備・開拓活動に参加というか居合わせたのは、一昨年の夏、ハセに誘われて瑞牆へ散歩しに行った時のことだ。
この頃は前十字と側副靭帯を繋いで間もなく、階段も一段一段両足ついて昇り降りしてるレベルで、UNOさんがトイボックスを掃除して登ってるのを見学してた(それが自主活動(チーム用語)とは知らなかった。)。
室井さんが新トポの作成のために再開拓を始めたらしいということはうっすら聞いていたが、片足引きずって歩ってるような状態だったし、まさか後にメンバー入りすることになるとは思わなんだ。
ちょいちょい顔を出させてもらってはいたけど、全然登れないし、掃除したらゴロダーの開拓とスポットくらいしかすることがない自分を迎え入れてくれた室井さん、浅川さんをドンとする地元チームの皆には感謝の念に堪えない。
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とある秋の一コマ |
とはいえ、最後のシーズンはまあまあ登れたし?、ワギャンランド(旧称)の掃除も間に合わせたし、一筆したためさせてもらったし、最低限の貢献はできたかな??
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活動最終盤、チームの皆と |
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活動終了記念ぱーちーにて |
重圧から解放された室井さんの涙ちょちょぎれるスピーチで始まり、みずがき食事処のおいしいご飯に舌鼓ながら、濃密な活動の思い出を語らい、苦労を労い、新トポの即席サイン会場と化したり、途中、室井さん(トレードマークの柿ジャケ)、恩田Pへのサプライズプレゼント(デッドストックの黒本!)、ベスト手記賞(栄えある一位はポーリンさんの十六夜!)、ベストモデル賞(一位はかずみちゃんの徒歩五分、最多出演賞は宮下さん!)といった催し物を挟みながら楽しい宴の時間はあっという間に過ぎていった。
僕も一つだけ室井さんにサインをいただきました。
どこに貰ったかは秘密です。
最後に室井さんの〆の挨拶と記念写真を撮って、瑞牆完全版トポ作成は無事、完遂と相成ったのでした。
活動の成果物である上中下3冊に及ぶ完全版トポを手にし、お祝いもした中で、これで活動も終わりかと思うと少し寂しい気持ちもあったのは、とっても打ち込んで苦労して岩の上に立った時、喜びと安堵感だけじゃなく、一抹の寂しさが残るのと一緒だね。
惜しむらくは、万全な状態ですべての活動に参加することが出来なかったことだが、足かけ2年に渡る活動は自分のクライミング人生の宝です。
トポ出版から2週間、室井さんは早くも瑞牆の森で新課題を量産しているらしいし、自分も新トポを片手に紅に燃える瑞牆の森を歩き回ってます!fin.
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